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コピライターになるには【権威性の服従原理】と【プロスペクト理論】を知るべし!

コピーライターへの道

この記事では『権威性の服従原理』と『プロスペクト理論』について述べます。

でも、無理して一度にすべての理論を覚えようとしないでください。

 

文章を書きながら「こんな理論もある」「このような書き方もある」と少しずつ思い出しながら覚えましょう。

 

そうするといつの間にか「ここにはカリギュラ効果を取り入れて『心臓の弱い方は決してこの先を読まないでください』と入れた方が良さそう」などと自然に構想が沸き上がってくるものです。

 

そして何度も言いますが、一つ記事にすべての法則や理論を取り入れる必要はありません。

自分で適していると判断したものだけを有効に活かしましょう。

 

さて、今回も行動心理学に基づいた文章の書き方から述べていきますが、前回同様に後半はクラウドワークスの『ランサーズ』で稼ぐ方法をお伝えします。

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権威性の服従原理とは?

権威性の服従原理とは、権威や地位がある人の指示や言動、情報を無条件に信じたり応じてしまう心理のことです。

 

権威性の服従原理は誰でも経験することですが、意外と気づいていない方もいます。

それは、ある人の言動を無条件に信じているため、自分では全く意識しない場合もあるからです。

では、権威性の原理が働いているケースの例をあげましょう。

 

1、熱があり、鼻づまりがして倦怠感に襲われて病院に行きます。

お医者さんが言いました。

「風邪ですから、薬を処方しておきます」

 

言われた通り、近くの薬局で薬を受け取り帰宅しました。

「え、当たり前でしょ、そんなこと」

きっと、あなたはそう思うでしょう。

 

でも、これが『権威性の服従原理』に従った行動なのです。

医師は極めて難しい受験に合格し、6年間も勉強したうえに国家資格も持っている。

 

そして、2年以上も臨床研修も経験しているから、間違ったことは言わない。

そのような考えに基づき、医師の見解を信用して指示に従うのが権威性の服従原理です。

 

「ほら、鏡をご覧ください。このヘアスタイルよくお似合いですよ」

一流ヘアデザイナーのあなたに言われたら、お客様がニッコリ笑って納得するのも、同じ原理によります。

 

この、権威性の服従原理が多用されるのが論文や広告文です。

「スタフォード大学の〇〇博士が絶賛しています」

「日本を代表する美人女優の島倉千代美さんが使っています」

 

などなどです。

 

権威性ですから、学問に優れた人や権力を持つ人だけが対象ではありません。

芸能人や有名スポーツ選手がCMで活躍する背景には、この理論があるのです。

 

もしあなたが美容師なら、化粧品や育毛剤の販売促進記事とか広告文を書く場合、その経歴は大いに役立ちます。

 

アクセサリーについても「美容師の目から見ると、こんなアクセサリーをさりげなく身に着けている女性は、とっても素敵だなあ、とつい思ってしまうのです」

 

自分の経歴や特技、ノウハウなどを活かした記事は説得力を持ちます。

なにも持っていない場合は、役所関係や研究所などが発表しているデータを利用してください。

プロスペクト理論とは?

プロスペクト理論は心理学者であり、行動経済学者であるダニエル・カーネマンとエイモス・トーベルスキーの二人によって1979年に提唱されました。

 

人は利益を得られる場面では「確実に手に入れること」を優先し、反対に損失を被る場面では「最大限に回避すること」を優先する行動心理を『プロスペクト理論』と呼びます。

 

これをもっと分りやすくまとめると「人は利益を得ることよりも、損失の回避を優先する」ということです。

このことからプロスペクト理論は「損失回避の法則」とも言われます。

 

これを利用した広告文の典型が「今買わなければ損ですよ」と思わせる表現です。

例えば「この化粧品に含まれている成分が不足すると、肌のハリが失われていきます」

 

オンライン英会話なら「実は、あなたの間違った英語で、アメリカ人を怒らせているかもしれませんよ」

などがあります。

 

ただし、一つ注意しなければいけません。

損失や恐怖を煽りすぎると、マイナスイメージを与え逆に嫌われてしまいます。

 

オーバーな表現はネットでよく見かけますが、やりすぎは決して長く続きませんので、使用する回数や箇所を間違わないようにしてください。

 

文章ではなく、実生活で見てみましょう。

あなたには好きな人がいます。

その相手と何度もデートを重ねていますが、なかなか告白に踏み出せません。

 

これは、今の関係が壊れることを回避する心理が働いているからなのです。

相手も同じ心理なのかもしれません。

 

外食の時に毎回、同じ店を選ぶ心理もこれに似ています。

新しいところを探して失敗したくない、との意識が働いているからです。

 

このように自分の心理を考えることでユーザーへの訴え方が分ることがあります。

したがって、つねに自分の心の動きと向き合う習慣をつけてください。

実践編:ランサーズでライターの仕事を探す方法!

前回はココナラでの仕事の探し方を紹介しましたが、ライターの仕事はクラウドソーシング大手の『ランサーズ』にも多くの募集が寄せられています。

今回はランサーズを紹介しましょう。

ランサーズの特徴

ランサーズはココナラと違って、占い、スピリチュアルなどは紹介していません。

ライター、デザイナー、映像作成などのクリエイティブな仕事に特化されています。

 

仕事の募集は以下の三つの形式に大別されます

①タスク形式

データ入力やアンケートなど、スキルや経験がなくても受注できる、単純作業系の仕事が主です。

文章を書く場合でも、映画の感想や失恋経験などを短くまとめるのが中心になります。

 

報酬はアンケートに答えて5円、400字の感想を書いて100円などと低料金に設定されています。

ただ、これは誰でも実に簡単に応募できるので、テスト気分で応募して経験を積むのには最適です。

 

10分とか15分でできるものが大半なので、2000円~3000円はすぐに稼げます。

これに応募して、お金を稼げるという現実を味わってください。

 

②コンペ形式

複数の人がアイデアを出し、採用された人のみ報酬を得ることができる形式で、ロゴデザインやネーミング系の仕事が中心です。

ネーミングやキャッチフレーズに興味のある方は、ここで仕事を探してください。

③プロジェクト形式

クライアントと報酬や納期などを事前に契約し、期限内に作品や記事を納品する形式です。

文章を書くコピーライターの仕事は、このプロジェクトで探します。

 

この場合も、ココナラと同じように募集の中からやってみたい仕事やできそうな仕事を見つけて、こちらから『提案』します。

 

やり方はココナラとほぼ同じです。

『提案書』も前回載せたものをそのまま使用してください。

ただし、ココナラと登録名が違っている場合は間違わないようにしてください。

ランサーズ利用で注意すべきこととは?

提案の仕方を間違っても特にペナルティがあるわけではありません。

何度も何度も提案してなれることが大事です。

 

ちなみに私はランサーズで最初に仕事を依頼されたとき、募集要項には「一記事1500円」とありましたが、何を勘違いしたか自分でも分らないのですが、契約金額欄に「75000円」と記入して提案してしまいました。

 

クライアントから「ずいぶん高い金額を提示されましたが、もしこちらの希望金額でやっていただけるなら是非、お願いしたいと思います」と連絡がきて採用された経験があります。

 

このクライアントにはすでに70本以上の記事を納品して、1記事の報酬も2.5倍ほどになりました。

 

失敗を恐れることはありません。

人間はすべての経験が、必ず役に立つものです。

 

ランサーズもココナラと同じように極端に安い募集が時々見受けられます。

これはやめてください。

 

また『継続して仕事を依頼します』という条件で募集したクライアントに、あなたが採用されました。

納品した記事も問題なく合格しました。

 

けれども、次の仕事が全く来ないケースがよくあります。

これについては、あまり気にしないでください。

 

『継続』を謳うと募集しやすいから、ただ単にそうしているクライアントが多いだけです。

別にあなたに問題があるわけではありません。

 

稀に、応募したら「募集は終わりましたが、こちらに登録すると仕事を紹介できます」という、クライアントがいるそうです。

 

これは、絶対相手にしないでください。

お金が発生する可能性がありますし、サギの可能性も捨てきれません。

 

ランサーズは無料で仕事を探して、仕事が終了した後に手数料が差し引かれるシステムです。

事前にお金を払うことは全く想定されていません。

このことを、しっかりと心得ておきましょう。

 

ランサーズはこちらから簡単に登録できます。

まとめ

報酬はとても安いですが、誰でも簡単にできるのがランサーズの『タスク』です。

これに応募して、実際にお金を稼いでください。

 

これを何度かやっていると、ネットで稼ぐ面白さがジワジワ湧いてきます。

あなたが飛躍するチャンスは、すぐ目の前にあるのです。

 

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