TVタレント橋下徹が大阪都構想を自ら妨害・府民の選択は正解!

大阪城 世間

大阪都構想が僅差で否決されました。

二度目ですから、もう100年は無理でしょう。

 

改革を嫌う日本では面白い構想だったが、仕掛けた張本人が逃げたのだから当然の結果でしょう。

橋下徹氏の半端が、大阪府民に不信感を生じさせた最大の原因であり、この結果だろう。

橋下徹さんがもっとまじめにやったら可決されていた!

道頓堀

この度の2回目『大阪都構想住民投票』は興味深くみていたが、一万七千票差で否決。

賛否の比率でみると賛成49.4%に対して反対が50.6%と本当に僅差だった。

 

この差は橋下徹への不信感だった、と言いえるのではないだろうか。

都構想の言い出しっぺが、1回目の住民投票で負けたあと大阪市長を辞任して、テレビタレントに復帰。

 

つまり大阪府民と市民の将来にかかわる大問題を一回の敗戦で投げ出してしまったのだ。

敗戦なら敗戦で仕方がない。

引退するのなら、きれいさっぱりと身を引くべきだった。

 

『敗軍の将、兵を語らず』あるいは『敗軍の将は消え去る運命』を決め込むならまだしも、政界引退と言いながら維新には大きなかかわりと影響力を行使した。

 

講演で全国を回りながら、折に触れ都構想の正しさをアピールすることに余念がなかった。

途中で投げ出したにもかかわらず、この厚顔、傲慢、金儲け利用には眉をひそめてた府民も多かったはずだ。

 

2%以下の僅差などちょっとしたきっかけでひっくり返される範疇と言えるだろう。

投票を間近に控えたテレビでの彼の発言もいただけなかった。

 

中国、韓国、そして学術会議や靖国神社に対することでも、どこを見ているのか不思議な発言が多かったのだ。

これに反発したのが、百田尚樹氏などの保守論客だった。

 

一斉にTwitterなどのSNSで都構想に対する疑念を発信。

これは府民の判断に少なからず影響を与えたことは言うまでもない。

 

橋下さんは頭の回転は速いが、どこかずる賢さが先走り自分の意志とは真逆の結果を招くこともしばしばだ。

決して覚悟の発言とは言えない小物ぶりを露呈させる。

 

2013年の在日米軍に風俗業の活用を勧めたことがその代表だ。

当時は大阪市長だったが、これで渡米してアメリカ首脳と面会する念願もご破算になった。

 

人間は変わることを極端に避けたい心理を持っている。

新たなことへの挑戦からできる限り逃げたいのが人の性質だ。

 

だから、あらゆる分野でごく少数の者だけが挑戦者となる。

成功すれば英雄となり、ある者は一夜にして億万長者となる。

 

それを戦後初めてともいえる変革の発想と挑戦は素直に認めましょう。

だが、これほど守旧の塊である日本で、そのような斬新な改革を4、5年で成し遂げるのは難しい。

 

革新を声高に宣言する野党が守旧の先陣を切るのだから不思議な国だ。

憲法改正などを見ても、野党が圧倒的に守旧だから面倒くさい。

 

よしんば、都構想が可決されたとしても、それを軌道に乗せるには並みたいての労力と時間では収まらないことは明白だ。

 

本気でやるからには一生をかけて挑む心意気が必要だったのではないだろうか。

1回目に否決されてあっけなく引いたのは、その覚悟がなかったからだとしか思えないのだ。

 

橋下徹氏はおそらく小泉純一郎を倣ったのだと思う。

郵政民営化や道路公団の民営化を仕掛けたのはいいが、すべて中途半端な状態で逃げてしまった男を真似たのだ。

 

改革者の名前だけが欲しくて、花火を打ち上げたのが小泉純一郎氏。

後はよろしく、と見事に逃げおおせたのだから、残された社員や関係者はたまったものではない。

 

それが、郵政でその後の度重なる不祥事を生んでいることは、間違いない事実だ。

橋下徹氏の名誉欲に対する手本は、小泉純一郎氏にほぼ間違いないだろう。

 

このタイプは熱狂的なファンを持つが、パフォーマンスに利用された庶民には傷を負わせてしまうから厄介だ。

 

なんだかんだ言ってもまだまだ日本は、テレビ時代である。

特に選挙に足を運び、思考能力に陰りが見えるお年寄りこそが、テレビ桟敷の大事なお客様だ。

 

TVの影響力を利用した小泉、橋下氏のような軽量級パフォーマーがこれからも、まだまだ出て来るだろう。

要注意ではあるが、世の中どのように流れるのかを楽しむには良い材料と言えなくもない。

 

小泉純一郎と橋下徹の違いで最も顕著なのは、金に関してだろう。

小泉さんは金に対する執着はあまりない。

 

対して橋下さんは実は、お金が一番大事。

自分で稼ぐのであるから、守銭奴であろうが、ケチであろうが別に悪いとも思わないし、異論はない。

 

だがそのような性質は、都構想のような大事に一生を捧げて成し遂げるタイプとは、最も遠い存在でもある。

 

改革者の称号も欲しいが、金はもっと大事。

そんな二足のわらじが通用するほど、世の中甘くはない。

 

橋下氏がもう少し都構想に執念を燃やし、まじめに取り組んだら10%以上の差をつけて可決されていた可能性は高い。

 

今度の投票結果を見て最も感じたのは、大阪府民には現状を打破した人が実は多い、ということだ。

だからこそ、橋下氏の中途半端は罪が大きいと言わざるを得ない。

 

橋下氏の不真面目を補ったのが若き吉村大阪府知事だった。

だがあと一歩、力及ばずだった。

 

2%未満の差は惜敗ではあるが、大阪府民は賢明な判断をしたと言っていいだろう。

集団で未知へ挑むときはリーダーへの信頼が不可欠だ。

 

吉村氏への信頼よりも橋下氏への不信が上回ったということだ。

引退したのだから関係ないは通用しませんよ、橋下さん。

 

発案者が逃げ出して、後々の手順が不透明であればやはり不安だろう。

これで改革が成り立ったら、むしろ改革の素晴らしさや有難味が損なわれてしまうかも知れない。

 

改革は一日にして成らず。

半端者は改革者になれず。

 

これを再認識できただけでも収穫はあった。

個人的にはそう思う。

 

ビジネスとて同じだ。

逃げ腰での成功はおぼつかない。

 

すべては信頼だ。

信頼無くして、何事も成就しない。

 

いろんなことを学ばせていただき

「橋下さん、ありがとう」

と言いたい。

 

そして、

「吉村さん、お疲れ様」

 

松井さん?

人の良さそうなおっさんだけど、ちょっと、よくわかりません。

 

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