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小祝さくらの強さはスイングも心もぶれないところ!今年は賞金女王か?

波乱の人生

天然、おっとりで知られる小祝さくら選手だが、きっちりとした『自分』持っている人ではないだろうか。

はたからはマイペースでもあり、おっとりとした雰囲気に感じられるのも、そのようなしっかりした内面を体現しているのだと思われる。

 

要するに他の影響をあまり受けないタイプなのだ。

ツアーで見せる迷いのないリズムから放たれるショットも、外野の影響を受けない集中力によるところが大きい。

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小祝さくら最大の武器はぶれない心の強さだ!

小祝選手最大の武器は決してぶれないることのない安定感だ。

それは、スイング軸からショットのルーティン、ゴルフに対する思いから試合での精神面まで、彼女のすべてにおいて共通しているのだから凄い。

 

優勝インタビューで聞かれもしないのに、自ら体重が60kgを超えていることを公表し、痩せる気は全くないと言い切っている。

 

『体重が減りスイング軸がぶれて飛距離が落ちると嫌』だからが、やせたくない理由だという。

ゴルフに取り組む姿勢が全くぶれない証拠です。

実に立派な心掛けです。

 

小祝さくら選手のブレない安定感を裏付ける、もう一つの要素は練習量の凄さだ。

練習量が多いだけではなく、内容の徹底ぶりがこれまた半端ではありません。

 

「小祝さんは一度これをやると決めた基本練習はひたすらやっています。徹底して繰り返し繰り返しやっていたので、崩れることが少ないのです」

 

コーチが太鼓判を押すほどなのだから、納得だ。

試合で見せるあの落ち着きも、豊富な練習量の裏打ちがあればこそ。

 

 

知られざる顔は他にもあって、おっとり、ぶれないこの人の意外な趣味が、プロレス観戦。

お母さんのひとみさんと二人で観戦に行くこともあるし、同じ黄金世代の勝みなみ選手と行くこともあるのだという。

 

そんな彼女がゴルフを始めたのは8歳の時。

宮里藍ファンだった母ひとみさんの練習についていったのがキッカケだった。

 

特にゴルフに興味があったわけではないが、両親が離婚し母親と「少しでも長く一緒にたい」一心から練習場までついて行ったのだというから、可愛い子どもだった。

 

ある日、お母さんが「打ってみる?」と言ってクラブを渡す。

これでゴルフが面白くなり本気で練習するようになる。

驚いたことにクラブを握らせると母親よりもはるかに上達が早い。

 

小学校6年生で初出場したジュニア大会であっさり優勝してしまうから、お母さんもびっくり仰天。

中学、高校時代は道内のジュニア大会に『敵なし』の状態だった。

 

高校3年生だった2016年のプロツアー『ニッポンハムレディスクラシック』では、初日に『65』をマークし単独首位発進で周囲を驚かせる。

 

最終成績は首位と3打差の8位タイフィニッシュとなったが、同大会の第1回目を大いに盛り上げ、全国にその名を知らしめるには十分だった。

 

高校卒業後は北海道を出て辻村明志氏に師事。

千葉県の丸山ゴルフセンターで猛練習に励み、2017年には初挑戦で見事プロテストを突破。

 

プロ入り後は、すぐに北海道の地元企業『ニトリ』所属となる。

ツアー初優勝は2019年の『サマンサタバサレディース』だった。

 

ブレークしたのはコロナの影響で合算された2020年~2021年シーズンだ。

『ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント』『 Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント』などで計5勝を挙げ賞金ランキングでは3位に。

 

2022年シーズンはスタートから持ち球をフェード系に変えて臨み、ツアーで2勝を挙げている。

彼女はあっという間に、日本女子プロゴルフ界を代表する選手に成長したのだ。

 

小祝さくら選手のスイングはプロデビュー当時から関係者の間で絶賛され、多く人が早い段階でのブレークを予想していた。

 

スイング軸が全くぶれない安定感あふれスイングは、アマチュアゴルファにはとても良いお手本と言えるだろう。

特に飛距離不足に悩む男性も女性も、大いに真似するべきだ。

 

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彼女は同じ黄金世代でも、畑岡奈紗、渋野日向子、勝みなみ等と違って海外志向は今のところない。

メジャーの出場権をとったら、行ってもよいというレベルだ。

 

国内ツアーにとどまって、もっと強くなりたいと常々口にしている。

だから、国内女子ツアーの中心選手としてしばらくは彼女の活躍が望めるのは、ファンにとってうれしい限りだ。

 

さて、そんな小祝さくら選手があるYouTubeチャンネルにゲスト出演しました。

「引退後の人生をどうイメージしているんですか?」と聞かれ、次のように答えていた。

「今の所32歳ぐらいまでゴルフやりたい。結婚は20代にしたいっていうのが昔からあります」

 

そいて引退後は、ゴルフ番組の解説などをやりたいという気持ちはあまりなく、ゴルフ以外の仕事をやりたいとも言っている。

 

「最近はおにぎり屋やりたいと思うの」と笑顔を見せていた。

「おにぎり屋が結構好きで、おにぎり屋でおにぎり食べると色んな味あるので、こういう味やりたいなとかは頭にあります」と話した。

 

小祝さくら選手は思ったことを素直に口にできるタイプで、とても可愛いお嬢さんだ。

おにぎり屋さんはもっと先の話で、まずは今シーズン賞金女王に輝いて欲しい。

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