ネットワークビジネスは嫌われますね。
なぜネットワークビジネスが嫌われるかご存じですか?
商品が悪いから?
それともシステムが悪いからでしょうか?
どちらも違います。
どの会社の商品もシステムも、よく考えられていると思いますよ。
しかしながら、ネットワーク商品をセールスする人たちは、嫌われるどころか詐欺師呼ばわりされる始末ですからたまりません。
ネットワークビジネスが嫌われる理由を知ればあなたは成功する
なぜ、ネットワークビジネスが嫌われるのか?
実はアフィリエイトがうまくいかないことと、ネットワークビジネスが嫌われるのには共通点がありました。
どちらも見込み客リストを持っていないことが、その大きな原因です。
アフィリエイトも見込み客なしで、やみくもにセールスをかけるところは全く一緒です。
だから売れない、嫌われる、ということになるのです。
また、自分が儲っていない人がもうけ話をすることは、聞く人にはとても胡散臭く感じられるものです。
まあ、これほど説得力に欠ける話もありませんからね。
アフィリエイトや宗教と同じく、自分が良いと思ったものは話せば他人も分かってくれる、という誤解と甘え、傲慢があるのです。
ネットワークビジネスのようなビジネスモデルとは関係なく、あなたの実業でもそのような勘違いをしていませんか?
これには例外はありません。
すべてのビジネスに通じることです。
ビジネスは見込み客(売り込み先)がなければ、一からアプローチ先を開拓しなければなりません。
この段階で、ほとんとの方が大きな勘違いを犯すのです。
さらに上手く行かない人に限って間違った情報に左右され、断片的な情報に振り回されてしまいます。
このような状況での大きな間違いの一つが『ターゲット』です。
上手くいっていない人は、このターゲットと見込み客を混同しているケースが非常に多いのです。
ネットワークビジネスで言えば、子どもが二人いて、同じ地域に住む条件が似た主婦であっても、見込み客とそうでないケースがあります。
何がそれを分けるのか。
世帯収入でしょうか?
それとも、自由に使えるお金?
それが決定な違いになるわけではありません。
例えお金があっても、ネットワークビジネスが大嫌いな人はごまんといます。
同じようになくとも嫌いな人はたくさんいます。
ここで肝心なのが見込み客かどうかの見極めです。
これをどのように見極めるべきか。
その成否を分ける要素は『ただ1つ』です。
この1つの要素とその見分け方が分かるようになると、営業しても歓迎され貧乏から脱却することができるようになります。
見込み客には二つの定義と三つの段階があります。
まず、二つの定義をから見ていきましょう。
《見込の客の定義》
・金を払ってでも問題を解決したい人
・お金を払う心の準備ができている人
これが見込み客の定義です、覚えておいてください。
次に
《三つの段階です》
・自分が悩んでいるとの認識がある人
・ 悩みの解決策を積極的に探している人
・解決を求めてすでに商品を購入している人
上記が見込み客の三段階です。
これだけではわからない方も多いと思いますので、もう少し詳しく説明します。
それでは『見込み客の定義』から説明します。
多くの方はこの定義を無視して、ターゲットに走ります。
見込み客=ターゲットではありません。
正確に言うと見込み客の中からターゲットを絞っていくべきなのです。
ここをしっかり考えないと『冷やかし客』をターゲットに絞ってしまいます。
良く考えて見ましょう。
冷やかし客はどこまで行っても冷やかし客でしかありません。
これを追いかけることは、まさしく時間と労力の無駄です。
見込み客を絞ってターゲットにする。
これを最優先してください。
見込み客とは先に述べた二つのタイプです。
・金を払ってでも問題を解決したい人
・お金を払う心の準備ができている人
これ、絶対に忘れないでください。
見込み客をしっかりと把握したうえでターゲットを絞るのです。
あなたはこの二つ定義を見て
「そんな都合の良い人いるわけないよ」
そう思っていませんか?
その疑問を解決するのが『見込み客の三段階』です。
それでは詳しくみていきましょう。
1番目、悩んでいるだけで金を払ってまでも解決を望んでいない状態の人。
冷やかし客に近い要素を持っています。
3番目、すでにお金を払ったことがあるし、どこで解決するかも決めているので完全な見込み客。
3番目の人に関しては、すでに他社の製品を購入した人だからと言って、見込み客から外す人がとても多いのですが、それはとんでもない思い違いです。
あなたは冷静に考える必要があります。
一生のうちで1社の商品しか買わない人はいるでしょうか?
ダイエット商品を10数社から買って試す方は大勢いらっしゃいます。
美容院も床屋さんも、接骨院だって何か所も変えるのが普通です。
他社ですでに買っている人がもっとも有力な見込み客なのです。
1番目と2番目の方は、見込み客かも知れない、見込み客でないかも知れない、そんな曖昧な段階です。
しかし、多くの営業マンは1番の悩んでいる段階の人だけに、再三再四アプローチをかけて嫌われてしまうのです。
これがネットワークビジネスになるともっとひどい。
1番目でも2番目でもない、悩みさえ抱えていないゼロ番の人だけをターゲットにしています。
だから、ネットワークと聞いただけで拒絶反応を起こしてしまうのです。
人の気持ちなど全く無視して、商品の良さだけをごり押しする。
これは宗教の勧誘とまったく一緒です。
自分の価値観を他人に押し付け、話せばわかってくれると考える傲慢、身勝手。
これではネットワークビジネスが嫌われて当然です。
他の営業でも同じようなことをしている人は、実に多いのです。
お客様に喜んでいただき、感謝されるにはどうするべきか?
他者の顧客を狙うのが一番です。
競合他社のお客様であっても、同じ悩みを解決できる商品を扱う業界全体で見れば大事な見込み客に間違いないのです。
こんなホットな見込み客はいません。
では、どうやって競合他社の顧客に出会い口説き落とすべきか?
そして、見落としがちなのが違う商品であっても、同じ結果を出せるのであれば、それは立派な競合他社となることです。
つまり、そこのお客様は見込み客であるということになります。
それでは、核心に入りましょう。
競合他社の顧客であるが故に中身の濃い見込み客。
そのような人を自分のお客様にする方法です。
その前に大事なことですからもう一度、確認します。
見込み客の3つの段階
1・自分が悩んでいるとの認識がある人
2・ 悩みの解決策を積極的に探している人
3・解決を求めてすでに商品を購入している人
2の方も見込み客ではありますが、このケースはまだ『見込み客かも』の段階です。
3の方はネットワークビジネスを経験しているわけですから、少なくともネットビジネスに対して不安や強い拒非反応はありません。
これは何もネットワークビジネスに限ったことではありません。
多くの人は新しいことを始めるのに恐怖を抱き、リスクを嫌います。
逆に同じ業界を一度でも経験している人や同類の商品を使ったことのある人は、恐怖心がありません。
こういう方が最も取り込みやすいのです。
経験のない方をお客様にすることも勿論できますが、その場合なまず将来の夢を描かせるところから始めなくてはなりません。
つまり時間と労力が必要です。
すべて最初からやらなくてはいけません。
その点、経験者はアプローチさえ間違わなければ、恐怖心はありませんので次の段階に進みやすいのです。
どこでそういう人たちを見つけるかというと、競合他社のパーティやセミナーなどの会合に参加すればよいのです。
そこに参加している人と知り合い、うまくいっていない会員さんを探します。
知り合った人にまず聞きます。
質問1:今取り組んでいるビジネスがうまくいっているかどうか?
この質問をして、うまくいっていない人だけを相手にしましょう。
質問2:そのビジネスの何に対してフラストレーションを感じているか?
これを上手に聞きだせたなら、かなりの確率でひっくり返すことができます。
フラストレーションを聞き出せたなら、あなたの扱っている商品で解決できることを伝えます。
それが伝わると相手は次々と解決を求めてきます。
二つ目の解決策を求めてきたら、間違いなくあなたのお客様になります。
大事なことですから、もう一度言います。
上手くいっている人には話しても無駄です。
話の合う人、うまく付き合いができそうな方だけと関係を深めてください。
そして、クロージングは必ず個別に行ってください。
注意すべきことは、ミイラ取りがミイラにならないこと。
同業他社の顧客が、あなたにとっての最高の見込み客。
この意味を理解できれば、あなたのビジネスは大きく飛躍します。
他の方法ではSNSを活用して手堅く実績を作っている方を何人か知っています。
この方法は誰からも嫌われない、友達を失わないという特徴があります。
一度や二度SNSに流しただけでは全く効果はありません。
毎日、3ヶ月は続ける根気が必要です。
ただし、フォロワーが少なければ何度やっても意味がありません。
Facebookだとトモダチが5,000人必要です。
Twitterはかなり効果的な方法があります。
まず、フォロワー500人を作ることです。
そうすれば、Twitterの特徴を使って5万人10万人、いやいや20万人にアプローチすることも可能です。
この方法については、いづれ近いうちに書きます。