まったく新しいものを創造する、かつて世界に存在し得なかったことを成し遂げる。
ビジネスはそんな大それたことをやる必要は全くありません。
真似や組み合わせが成功の成否を分けると言っても、過言ではない。
そもそも、人間には世に存在しなかったものを創り出す能力などありません。
輝かしい日本の高度経済成長期、パナソニックは当時の社名をもじって『マネシタ電気』と揶揄されるほど、競合他社を真似ながら世界に飛び出しました。
GoogleやAmazonだって、オフラインのビジネスモデルが存在します。
民放のテレビ・ラジオ放送やデパートがそれです。
あの、大発明家エジソンだって
「私にはゼロから何かを創造する力はありません」
と公言していました。
ビジネスは組み合わせが大事です。
真似することに躊躇はいりません。
ビジネススタイルを真似る、ライフスタイルを真似る、それが成功の秘訣
自分のビジネスには『モデリング先』は絶対に必要だと考えます。
モデリング先とは真似するビジネスや人物の事です。
ビジネスは真似、組み合わせがとても大事。
〇〇のオリジナル製品、と言っても既存のものに改良を加えただけです。
ビジネスモデルに限らず、成功するには誰かの考え方を真似をすることも欠かせません。
もちろん、生活スタイルをも含めてです。
私は何かを新しく始める時は、まず最初にモデルにする人物とやり方を探します。
何かしらの目標が出来たらまず、その分野で成功している理想のモデルを探すようにしたのです。
そして、その人を徹底して真似して真似しまくります。
最近はその人のセミナーに出たり教材や本を買ったり、真似しつつ段々と近づくようにしています。
そうして近づいている内に段々とその人物の人間性が見えてきます。
良い面だけではなく、悪い面や汚い部分、弱い部分や足りない部分が見えてきます。
会員を募るセミナーの時には、まず人に与えることから始めるべきだと力説しながら、いざ塾の勉強会が始まったら、自分優先がミエミエの講師なんてザラ。
その上でまだ、まだ学ぶべきことが多いと思えるようであれば、さらに付き合います。
なぜモデリング先が必要なのか?と言えば、私達はゼロから何かを生み出す能力がないからです。
つまり
「ゼロから作るのは無理なので、何かと何かを足したり掛けたりして新しいものを作りましょう」
と言うことです。
私は頭の良い人をたくさん見てきました。
たくさんの頭の良い人とつき合ってきました。
凄い大学を出たとか、難しい国家資格を持っているとか。
尊敬に値する方が多いのですがそのような人に限って、なぜか起業家としてはあまり成功できない傾向にあります。
『IQ=成功』
ではないと感じさせられます。
なぜ頭の良い人は成功しづらいのか?
恐らく『素直』さが欠けているからではないかと思っています。
彼らは頭が良いので素直に真似がが出来ない、プライドが邪魔して二番煎じを潔しとしない。
それが原因だと私は考えています。
そして、子どもの頃から褒められることになれ、成功体験に基づく自分の考えが強すぎるため、他人の言う事を聞けなくなるのでしょう。
「俺は自分で考えて、何でも一人できる」
と思ってしまうのです。
彼らのような天才が素直に真似し始めたらとてもではありませんが、私のような凡人は太刀打ちできません。
凡人は素直に真似、組み合わせに注力するべきなのです。
『発明』とは既存の何かを足したり掛けたり引いたり割ったりする事です。
かつて、『鉛筆に消しゴムをつけて億万長者になった主婦』というテレビを見ました。
「鉛筆に消しゴムをつけただけで億万長者?」
と、かなり衝撃を受けた記憶があります。
今でも記憶に残っている過去の話は私達にとって何らかの意味があります。
『鉛筆+消しゴム=億万長者』これは私のビジネスの重要な原点になっています。
ゼロから何かを生み出そうとするのではなく、今あるもの同士を合成したり分解したりして、新しい価値を生み出す事がビジネスです。
そして素直にそれが出来る人が世の中では成功者と呼ばれるのだと思います。
例えば、ヤフーオークション。
インターネット+競売です。
ここ最近までは『古くから残っている伝統』に『インターネット』を加えるだけで大発明となりお金持ちになれました。
これからの時代は何でしょうか?
スマホが高齢者用にシンプルになってきているようにこれからはもしかしたらスマート、シンプルの時代が到来するかもしれません。
ネット疲れしている人も多いので今ある当たり前の中からネットを省いた物が流行るかもしれません。
「ゼロから創造する」
という大それた考えは捨てて、今ある何かを組み合わせるか分解をして、新しい価値を創造すると考える事だと思います。
「パン」+「ソーセージ」=『ホットドッグ』です。
凄くシンプルです。
カラオケは今や世界中に広まったが、カラオケマシンは1971年ドラマーによって発明された。
カセットテープとアンプを組み合わせることによって出来上がったのだという。
ラジカセ、ウオークマン然りだ。
絶妙な組み合わせは、世界を席巻する。
メルマガやセールスレター、ブログなどもアッチの記事、こっちの文章を組み合わせているケースが非常に多い。
その書いてある内容が正しくて、価値あるものであれば真似して当然なのだ。
そして、より良い組み合わせは『誰かの役に立ちたい』その気持ちから生まれる。
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