スポンサーリンク

加藤浩次のMC力は抜群!狂犬から見事に変身して大物芸人の仲間入り?

波乱の人生

加藤浩次がMCを務めるワイドショー『スッキリ!!』が2023年3月で終了。

打ち切りが発表された翌日、彼は次のように言っていました。

 

「始まった頃は加藤のことだから1年も続けば上出来だろう、と言われたものです」

「でも、17年間続きましたから、感謝しかないですね」

 

確かにその通りでしょう。

17年間も続く長寿番組は、それほど多くありません。

日テレでもかなり、長い部類に入る番組です。

 

さらには、山本圭壱と結成した『極楽とんぼ』はキレ芸や暴走が持ち味で『狂犬』とまで呼ばれた加藤浩次ですから、感慨がひとしおなのはよくわかります。

スポンサーリンク
アドセンスディスプレイ

テレビ番組のMCとは本来どんな意味?加藤浩次のMC力は抜群!

最近、テレビでは司会者と言わずにMCと呼ぶ番組が多くなっています。

MCとはマスター・オブ・セレモニーのことです。

ワイドショーでは『番組の指揮者』を意味します。

 

出演者たちの能力を最大限引き出すことが役目です。

指揮者と言えば、オーケストラをイメージする方も多いと思います。

 

小澤征爾、カラヤン、バーンスタイン、佐渡裕などが有名ですね。

指揮者自身は一片の音も出しませが、オーケストラの奏でる音楽は指揮者によってメロディやリズム感が違います。

そこに指揮者の存在意義があるのです。

 

しかし、日本のワイドショーにおけるMCは、かなり意味合いが違っています。

MCと言われる人が一人でまくしたてるケースがとても多いのではないでしょうか。

 

一昔前なら、みのもんたがその代表格でした。

坂上忍もそうでしたし、今なら宮根誠司がそのタイプです。

そして、この3人はコメンテーターの話を途中でさえぎる共通点もあります。

 

最近のワイドショーは、そのMCのイメージが徐々に変化しつつあるようです。

羽鳥慎一や川島明などは、自己主張を抑えて、出演者の意見を上手に引き出す能力にたけています。

本来のマスター・オブ・セレモニーに近い存在と言えるでしょう。

 

では『スッキリ』の加藤浩次は、どのようなMCだったのでしょうか?

まずは『スッキリ!!』を手掛けた日テレのプロデューサー、三枝孝臣の話を聞いてみましょう。

 

三枝はワイドショーのMCに求めらるのは、「ギャップ力」「間抜け力」「現場対応力」「聴く力」だと言います。

その4つ中で加藤浩次に際立つのは「ギャップ力」です。

 

先ほども述べましたが、彼が『極楽とんぼ』で演じたのはキレる、何にでも噛みつく『狂犬キャラ』でした。

ところが、私生活においては愛妻家で3児の父として良き夫、良き父の一面を持っています。

 

声やしゃべり方の印象とは裏腹に、純朴な面もあり、また、新聞各紙をものすごく熱心に読み込む勉強家なところもあるのです。

そのような人間としての『振れ幅』をギャップ力と表現します。

 

意外性とも言いますが、このギャップが大きいほどタレントとしての魅力が増し、お茶の間に受け入れられると番組制作者は考えるのです。

 

彼は『スッキリ!!』のMCを引き受ける際に、長年一緒に仕事をしていた『めちゃイケ』のプロデューサーに相談しています。

 

「どんな仕事も芸人として血肉になる」

アドバイスされ、引き受けました。

その慎重さもギャップの一つと番組制作側は見るのです。

 

そして、三枝プロデューサーが驚いたのは、加藤浩次の『聴く力』と『人を巻き込む力』でした。

番組がスタートした当時はコメンテーターにテリー伊藤と勝谷誠彦(かつやまさひこ)さんがいました。

 

どちらも個性豊かで、ハッキリと物申すタイプです。

したがって二人の意見が対立することも珍しいことではありません。

 

番組を統括するMCがここで対立を嫌い、中途半端にまとめてしまうと、視聴者にとってもやもやが残り、決して良い印象を与えません。

 

「なんだが、歯切れの悪い番組だね」

となってしまう可能性が大きいのです。

 

しかし、加藤浩次は違います。

2人の異なる意見をきちんと論理的に整理し、火中の栗をあえて拾い、さらなる対立を煽りながら、意見を集約できるMCでした。

 

これが他のMCには簡単にできないことなのだと、三枝プロデューサーは言います。

このような番組の仕切り方を見て、加藤浩次を指名した自分に間違いはなかったと自信を深めたのです。

 

ネット社会の現代では、一歩間違うと二人の間の激しい舌戦は簡単に炎上してしまいます。

それを時間の限られた生番組の中で、実に上手に料理していたのが加藤MCだったのです。

 

彼は決して、行司役に徹しただけではありません。

「自分も同じ土俵に上がる勇気」を持っています。

自分はどちらの意見に賛成なのかを率直に言います。

 

また時には3児の父としての立場から意見を述べるなど、自分の立つ位置を鮮明にするのが加藤流です。

 

そして、もしも自分が間違っていたと気づいたら、翌日には

「昨日はAと言いましたが、Bが正しいと思います」

と軌道修正をする潔さも持ち合わせています。

 

きちんと筋が通っているからこそ、視聴者にこの人は信頼できるという印象を与え、17年間続いたのではないでしょうか。

 

このような特徴を持った加藤浩次は、過去のワイドショーで人気を博したMCと明らかにタイプが違います。

 

そうかといって、現在の人気MCにも重なるタイプの人はいません。

MCで独自の境地を切り開いてきたのが、加藤浩次です。

スッキリ!!が打ち切られた理由と今後の加藤浩次に期待されるものとは?

それではなぜ『スッキリ』は、打ち切られることになったのでしょうか?

これには諸説あります。

 

1、加藤浩次さんのギャラが高すぎる説

2、視聴率の低迷説

3、2109年の加藤の乱が影響した説

 

メディアでは、この三つの理由が主に取り上げられます。

では、気になる加藤浩次の『スッキリ』における出演料は、いくらだったのでしょうか。

 

有力なのは週刊新潮など、複数のメディアが報じている1日80万円説です。

この出演料だと、だいたい1年間で2億円ですから確かに高額です。

 

一方

「そんなに、もらっていないよ。精々1日50万円がいいところだよ」

という、芸能関係者もいますが、それでも年間1億2千万円以上になるから、やはり安くはありません。

 

しかし、どちらの説も確かな証拠があるわけではなく、あくまでも推測に過ぎません。

ただ、言えることは『スッキリ』が17年も続いたことにより、加藤浩次が一流の仲間入りしたことに間違いありません。

 

Aランクと言われるウッチャンこと内村光良さんで、番組1本80万円です。

昨年テレビ出演本数第2位となった麒麟の川島明が40万円と言われています。

 

それらと比較しても彼の出演料は、上位にランクされていることは間違いない事実です。

視聴率の低迷説も説得力に欠けます。

 

一時の勢いがないことは事実ですが、同じ時間帯の他の番組に比べて著しく劣るとは言えません。

野次馬根性で見ると最も興味深いのが、2019年に起きた『加藤の乱』との関連です。

宮迫博之が主導した吉本の闇営業問題は大騒ぎになりました。

 

この大問題に関連して、加藤浩次は

「今の社長、会長体制が続くなら俺は吉本を辞める」

とスッキリの放送中に言い放ちました。

 

自分の所属事務所であり、恩のある吉本に噛みついた形になります。

「加藤の乱」として話題になりました。

そして彼はこれを機に『専属エージェント』に契約を変更します。

 

さらに2021年3月末には吉本との間で、専属エージェント契約も解除となりました。

この契約解除にいて彼は、自分から申し出たものではなく吉本から「契約を延長しない」と連絡があったことを明言しています。

 

ただし、吉本と加藤浩次の契約解除と『スッキリ』の打ち切りを結びつけるのは、かなり無理があります。

 

しかも、事件があってから2年以上経っての番組打ち切りですから、これを考えても合点のいく話ではありません。

 

吉本の幹部がいまだに加藤浩次さんを許していない、という説は根強くあります。

だが、それと日テレの番組編成を結びつけるのは、さらに無理というものです。

 

また、何度もBPOから「放送倫理違反があった」と、意見書を出される事態になったことを理由に挙げるメディアや芸能関係者もいます。

 

だが、どれをとっても決め手に欠けることばかりです。

いくら調べても『スッキリ』の打ち切りに関しては、スッキリとした結論を出すことができませんでした。

 

つまらない、ダジャレがまた出てしまいました。

ごめんなさい。

 

まあ、一つの番組が打ち切りになることがこれほど話題になるのは、加藤浩次が大物であることの証明だとも言えます。

 

他の番組を見ても、トークや仕切りは安定感があり一流のタレントであり、芸人であることは誰もが認めるところです。

 

後輩芸人からも慕われています。

ただもう一つ欲を言うなら、彼には伝説がありません。

たけしやさんまなどに比べると、その点に物足りなさを感じるのです。

 

加藤浩次さんは、超一流になるだけのポテンシャルを持っています。

もう一皮むけることを期待したいものです。

タイトルとURLをコピーしました