一流のコピーライターになるには、コピーライティングを学ぶことが大事なのは言うまでもありません。
だが同時に「自分の書く文章は読まれない」の前提を知っておくことも大切です。
以前も言いましたが、インターネット上での物販やサービスの提供には文章が不可欠です。
セールスレターやLPと呼ぶランディングページなど、何をするにも文章が必要になります。
WEBデザインにしても、キャッチコピーやタイトル、リード文などが必要です。
したがって、コピーライティングを学んでおくと、今後の展開がとても有利になります。
しかし、一流になるには「自分の書いた文章は読まれない」の前提を認めるマインドも大事です。
世界の富豪にはなぜ、経営者や投資家が多いのか?
そのようなことも考えながらこの記事を読んでください。
きっと、あなたの将来に大きな利益をもたらすはずです。
一流コピーライターになるために知っておくべきこと!
一流のコピーライターになるためには、どうしても知っておかなければならないことがあります。
前回はアウトプットの大切さと、コピーの『型』を見つけて『真似る』ことが成功への最短距離だと書きました。
実践的な面から見るとコピーライターには、もう一つ忘れてはならないマインドと心構えが必要です。
あなたが書く文章は「読まれない」、これを前提としてください。
この心構えがなければ、一人前のコピーライターにはなれません。
『Not Read:読まない』
『Not Believe:信じない』
『Not Action:行動しない』
これを『3Not』と呼びますが、感情を揺さぶることや商品の購入を促す前に、文章を読ませる行為そのものが最大の壁であることを理解する必要があるのです。
良い内容、ためになる情報、上手な表現・・・・・・
その前にまず『読んでもらう』工夫をしなければなりません。
これは、コピーライターとしてとても大事な心構えです。
常に頭に置いておく必要があります。
しかし「読んでもらえない」と、指をくわえたままでいるわけにはいきません。
何とか読んでもらえるための対策が必要です。
そこで『メンタルトリガー』を取り入れた文章構成をおすすめします。
ご存じのように『メンタル=心理』『トリガー=引き金』です。
人間が行動を起こすきっかけとなる要素を文章に取り入れます。
人の心理に働きかけて文章へ引き込む力を持っているのがメンタルトリガーです。
これもやはり、アメリカの行動心理学によって提唱されました。
「読む気はなかったが、読み始めたら止まらなくなってしまった。気づいたら最後まで読んでいた」
メンタルトリガーには、このようは効果が期待できます。
23の心理トリガーはコチラを参考にしてください。
コピーライターになるためには、最低限の自己投資も必要!
コピーライターといえども、一流になりたければ最低限の自己投資は必要です。
世界中の金持ちを特集するアメリカの雑誌、フォーブスの長者番付を見ると突出して多いのが、経営者と投資家です。
彼らが儲かる理由は『リスク』と『コスト』にあります。
この二つを当然のごとく受け入れているから、儲かるのです。
逆に、アルバイトやサラリーマンはリスクが小さいから、その分収入も少なくなります。
致命的な失敗をしても、最も重くて解雇される程度です。
その点、投資家や事業主は失敗すると奈落の底へ真っ逆さま。
しかし、成功すると天国か極楽、富だけでなく名誉も地位もすべて手に入ります。
これが、ハイリスク・ハイリターンです。
大きな利益を獲得するには積極的にリスクをとり、コストをかける勇気を持たなければなりません。
『リターン』は『リスク』と『コスト』の両方があって初めて生まれます。
この地球上にノーリスク・ハイリターンの商売はありません。
これを勘違いする人は詐欺に引っ掛かります。
先にリスクをとるから、結果として大きなリターンを得ることができる。
これがビジネスと投資の鉄則です。
インターネット上の詐欺にも気を付けてください。
高額な教材を売るために『全額保証』をつけるサービスは、きわめて危険です。
「確実に利益が出る方法」「100%儲かる」「全額返金保証付き」こんな言葉に魅力を感じたら危険信号だと思ってください。
これらは一見するとノーリスクに感じますが、こういうものこそ実はハイリスクなのです。
100%確実なんてありえません。
返金だってかなり怪しいものもありますし、なにより日本人は割り切って返金を申し出られない人が多いのです。
その心理を逆手に取るのが詐欺師の詐欺師たるゆえん。
全否定することはできませんが、かなり注意する必要があります。
自分でビジネスをするのにノーリスクを求めるのは危険です。
やはり、自分の取れる範囲でリスクを取っていくべきでしょう。
一流のコピライターになるためには、最低限の自己投資も必要です。
参考になる書籍を購入するなど、必要に応じて投資してください。
ただし、10万円投資してそれがパーになったら生活ができない、こんな場合はやめてください。
あくまでも、自分の生活や家族の生活を壊さない範囲の投資を心がけましょう。
コピーライターになるには、よい環境が整っている!
副業を始めたいと思う方にとって、今はとても良い環境が整っていると言えます。
オンラインビジネスは、オフラインビジネスに比べて驚くほどコストが低いから、リスクも少ないのです。
考えてみて下さい。
都市部で飲食店を新規開業するのに1000万円かけたとしましょう。
けれども、1000万円かけたからと言って、簡単にいかないのが商売の難しさ。
あなたはご存じですか?
飲食店は新装開店から2年以内に約半数が閉店に追い込まれてしまう事実を。
ところが、オンラインビジネスならコストはせいぜい数千円から数万円。
ちょっと規模を大きくしても数十万円で済みます。
この程度の投資金額で、多くのオンラインビジネスを始められます。
もう一度言います。ノーリスクノーリターンです。
例え副業であっても稼ぎを増やしたければ、多少のリスクは必要になることを頭に入れておきましょう。
コピーライターになるための知識と体験は何年後でも活かせる
知識は使わなければ無いのと同じだ。よくそのように言われます。
だが、知識を蓄えておくのに場所がいるわけでも、費用がかかるわけでもありません。
豊富な知識はいつか役に立ちます。
正直なところ、私はノウハウコレクターでした。
いろんな教材を買い、オンライン塾に入り、150万円の高額セミナーにも参加した経験があります。
けれども、オンラインビジネスを始めた3年間は悲惨なものでした。
あれだけお金をかけたのに、月に数千円稼ぐのがやっとです。
だが、2021年の東京オリンピックでアドセンスブログが中規模な爆発を起こすと、状況は一変します。
月10万円稼いだだけで、精神的に余裕が出てくるから不思議なもの。
次々とアイデアが湧き出てきます。
アイデアというよりは、これまで学んだ知識の使い道がわかってきた、という方が正しいでしょう。
そして、考えついたのが本格的にコピーライティングを学びなおすことでした。
これでグッと視野が広がり、活動する場も増え、何よりも収入の桁が跳ね上がります。
知識を吸収したら、なるべく早く行動に移してください。
前回、アウトプットが大事だと書きましたが、行動に移すと新たな発見が必ずあります。
あなたに稼ぎたいという意識がある限り、新たな発見は利益に結びつくはずです。
実践に生かすことができて収益につながると、ノウハウコレクターも単なるコレクターではなくなります。
このように、蓄えられた知識は行動によっていつか爆発する可能性が大きいのです。
行動が伴っていれば、知識は必ずあなたを助けます。
まとめ
ライティングについてよく勘違いしている人がいます。
たった一言で人に何かを買わせることができるとか、行動させることができると思っている人です。
「この魔法の一言で100%女を落とせる」という、あほらしいことを信じているのと同じ心理だと思います。
そんな魔法の言葉はありません。
「23のメンタルトリガー」でもわかるように、人を惹きつけ行動させるのはあくまでも、単語ではなく文章です。
単語は文章を構成する一つに過ぎません。
何事もプロセスを無視しては結果に結びつかないものです。
「愛してるよ」「好きだよ」の一言も、プロセスを踏まなければ効果を発揮しません。
たったいま道で会ったばかりの異性に「好きです」「愛しています」と言ったら、警察を呼ばれても仕方ないでしょう。
冷静な相手なら「精神病院を紹介しましょうか?」と言われるかもしれません。
ライティングもそれと一緒です。
前後の文章があって、心に響く一言が威力を発揮します。