『パンを変えたら 毎日が変わる。』
最近、渋谷にパン屋さんが新規オープンすることになり、店名とキャッチコピーを募集しました。
これに応募し、当選して7万円をもらった友人女性がいます。
そのキャッチコピーが冒頭のものです。
無料で始められる副業にコピーライターがあります。
よく知らない方は「コピーライター?私が?」と驚くと思いますが、副業で安定して稼ぐにはおすすめです。実は、この分野がとても活況を呈しています。
文章を書くのが得意な人はもちろんですが、苦手でもコピーライターになる方法があります。
このシリーズでは、それについても詳しくお伝えしていきますので、どうぞご期待ください。
文章が苦手な方でも挑戦できるコピーライターの仕事こそ、冒頭に示した『キャッチコピー』の作成です。
他には『ネーミング』もあります。
これらの仕事は3文字から長くて50文字程度で済みますから、基本的に文章が苦手でも全く問題はありません。
ですから、このシリーズをじっくり読んでいただけると、いろんな可能性に恵まれることをきっとあなたも実感できると思います。
「コピーを覚えたら あなたの生活レベルが変わる」
冒頭のキャッチコピーになぞらえたら、こんな風になります。
コピーライターの仕事や市場がなぜ熱いのか?
コピーライターを副業にする方が増えています。
その理由は明確です。
インターネットが広まったことで、文章を使う仕事がとても増えているからです。
コピーを書く人はたくさん必要なのに、実際に書ける人はとても足りません。
たとえば、ネットで自分の商品を売る、ダイエットサプリを紹介する、警備員を募集するなど、どんな場合でも商品の説明や広告の文章が欠かせません。
中小企業には、コピーライターを雇う余力がありません。
だから、コピー作りを外部に任せる製造業や販売者がとても多いのです。
最近では、大企業も外部に依頼するところが増えています。
そのような理由で、コピーライターが日常的に足りないのが現状です。
ネットでの販売や広告は、増えるばかりで減ることはありません。
コピーライターの仕事は爆発的に増えている状況です。
コピーライターにも多くのジャンルがある!
一口にコピーライターと言っても、多くのジャンルがあります。
コピーライターというと、昔は広告や宣伝に使うキャッチコピーや商品紹介文などを書く人のことを指しました。
しかし、インターネットが広がったことで、その意味は大きく変わったのです。
今では、レビューやインタビュー、レポートなど様々な分野のライターもコピーライターと呼ばれるようになりました。
また、インターネットが普及する前は、コピーライターのほとんどが大手の広告会社に勤めていて、副業やフリーランスとして活躍する人はほとんどいませんでした。
でも、インターネットが発達した後は、コピーライターを雇うことができない中小企業や個人事業主もネットを使うようになりました。
大企業もSEO対策やセールスレターを外部に依頼することが多くなりました。
そのためにフリーライターの仕事が急増しているのです。
コピーライターの具体的な仕事とは?
コピーライターに依頼される仕事の中で、一番多いのは企業のWEBサイトに掲載する商品説明やコラムです。
ユーチューブの台本作りも増えています。
他にも、翻訳もよく依頼される仕事です。
日本語から外国語へ、あるいはその逆の翻訳もあります。
プロフィールや手紙の代筆、広報誌などに載せるコラムの作成なども多くの人から依頼されているのが現状です。
そして驚くべきことは『ネーミング』の仕事が多いこと。
例えば「札幌のススキノ近くに新しくカフェを開くので、モダンで親しみやすくて覚えやすい店名を考えてください」などの仕事です。
これに似ているのが『キャッチコピー』。
「内装工事をする会社ですが社名を変えたので、木をイメージしたキャッチコピーを50文字以内で考えてください」などがあります。
この分野では、他社と差別化したい大手企業が公募することもあります。
将来的にかなり期待できる分野です。
キャッチコピーの有名な例を一つ紹介します。
下の写真を見てください。
大ヒットした宮崎駿監督のアニメ『もののけ姫』です。
このポスター左に白い字で『生きろ。』と書いてありますが、あの有名な糸井重里さんのコピーです。
あなたは、このキャッチコピーの報酬を想像できますでしょうか?
なんと1億円だったと業界では噂されています。
『生きろ!』が普通の発想です。
これを『生きろ。』にするところが糸井重里さんらしいですね。
本当に、並ではないところだと思います。
それにしても夢がありますね、コピーライターは。
コピーライティングはオンラインビジネスの基本!
コピーライターとして長文を書くにしても、短文を書くにしても、稼ぐにはライティングスキルが必要です。
また、コピーライターだけでなく、副業でGoogleアドセンスや物販などのアフェリエイトに取り組む場合でもライティングは欠かせません。
そして、文章の力は副業だけのものではありません。
たとえば、本業でお客様にお礼状や挨拶状、案内状などを送るときにも役に立ちます。
コピーライティングのノウハウは、アメリカが断然先行しています。
アメリカは19世紀から消費大国で競争が厳しく、国土も広い。
だから、商売人にとってはセールスレターがとても重要な集客手段でした。
その中で育まれてきたのが、人の心理を動かす文章術です。
人の深層心理に隠れた欲求に訴える文章は100年以上も前から研究されています。
日本でもダイレクトメールというものは昔からありますが、アメリカみたいに人の本質的な心理や欲求に訴える研究はあまりされていませんでした。
むしろ逆に、人海戦術やしつこい営業のマルチ商法など、人に嫌われる手法を覚えた人の方が多いのではないでしょうか。
でも、20年くらい前から大きく変わっています。
これもネットが広まったことでアメリカの本に触れる機会が増えて、消費者心理に沿った販売戦略を学ぶ個人や企業が増えてきたからです。
あなたも気づかないうちにネットで、そのような広告を見ています。
これからあなたは、その顧客心理に訴える高度なライティングを身につけることになるのです。
このノウハウはライティングだけではなく、お客様との会話や好きな異性との会話にも使えます。
よく「お客様目線で」「お客様の立場で」と言われますが、これはなかなか難しいことです。
でも、人の普遍的な欲求が理解できれば、そこに訴えかけるのはそんなに難しくありません。
あなたはどっちを選びますか?
まとめ
いかがでしたか?
コピーライターは夢のある仕事だということは、なんとなくつかめたのではないでしょうか。
このシリーズはまだまだつづきます。
今後は、人の心を惹く具体的なライティング、正しい日本語の使い方、読み手にストレスを与えない文章などについて順次学んでいきましょう。
さらには、コピーライターの具体的な仕事の探し方についても述べます。
仕事を見つける方法を知らなければ、学ぶ意味が半減しますね。
でも、ご心配なく、稼ぐ方法もしっかりと教えます。
ではまた次回。