前にも書きましたがアフィリエイトに初挑戦する人の実に70%以上が、1年以内に離脱してしまいます。
そして、1年以内に10万円以上稼げる人は0.5%に満たないのです。
稼げないアフィリエイターが多いから、稼げる方法を求めて次々と塾や教材を渡り歩く。
そうです、高額塾や薄っぺらな内容の教材が飛ぶように売れるのは、それが大きな理由なんです。
私自身がその悪循環にハマり、これまで多額の金銭をつぎ込んでいるので間違いのない事実です。
しかし、その甲斐あって私はついに発見したのです。
アフリエイト塾が初心者をだますパターンを。
これぞ、ノウハウコレクターの執念。笑
アフィリエイト塾が初心者をだますパターンを発見!
『パソコン初心者の主婦が、わずか4か月で30万円』
『才能なんて関係ない、これさえわかれば月100万円稼げる超簡単裏技』
などなど、勇ましい言葉が並ぶメールマガジンがほぼ毎日のように届きます。
中には、こんなものもありますよ。
『9年連続1億円をネットで稼ぎ続ける男の特別企画』
特別企画なんて大方、5年、10年、20年などの節目にやるものと相場は決まっている。
来年で10年連続の節目到達なのだから、待てない理油が何かあるのでしょうか。笑
冷静に読むとけっこう面白いキャッチコピーや首を傾げたくなる見出しもあります。
だが、欲に目がくらんでいると前のめりになってしまい、『儲かる』『稼げる』だけの文字が脳裏に焼き付いてしまうのです。
自分自身が引っかかって思わず買ってしまったもの、買わなかったが興味惹かれたものをもう一度振り返ってみました。
するとそこには大きな共通点がりました。
パターン化されているのです。
まず、メルマガで自分の商品に誘導し、最終的にはセールスレターでクロージングをかける。
これがアフィリ塾や教材の売り込みパターン。
そして、セールスレターで獲物を罠に誘い込む手法にもパターンがあったのです。
調べてみると人を罠に追い込むこの手法、実は仮面ライダーとかウルトラマンの時代に確立されたのだという。
現在ではドラえもんやアンパンマンなどにもこの手法は採用されています。
このパターンを具体的に説明すると次のような順序で話は進むのです。
<キャッチコピー>
ヒーロー〇〇はこうして悪役をやっつける!
↓
<平凡な日常>
まずは、平穏ないつもの日常が描かれる
↓
<トラブル発生>
突如、敵が襲ってくる場面が描かれる
↓
<状況を挽回するアイテムや人が現れる>
例えば、その敵を特殊光線でやっつける。
↓
<またまたトラブル発生>
やったーー!!!と思ったらおお~~~っとラスボスが登場!
マジヤバイぞ、本当に死ぬかも
↓
でも大丈夫、最後はみんなの力で大逆転だ。
↓
<トラブル解決>
そしてまた平穏な日常を取り戻す、という流れ。
これがセールスレターの一つの型です。
それでは、情報商材の販売に当てはめてみましょう。
<キャッチコピー>
・1日5分で月30万稼いだ方法教えます!
↓
<平凡な日常>
・実は半年前まではごく普通のサラリーマンでした。
↓
<トラブル発生>
・実家が倒産して山のような借金が。なんでこんなことに!!
↓
・なんとかしようと努力するも上手く行かない。
↓
<状況を挽回するアイテムや人が現れる>
・amazonのせどりをやってみると月数万の利益が!!
↓
<またまたトラブル発生>
・そしたらまさかのAmazonで垢バン!!
(垢パンとは、アカウントが凍結され、使用不可になること)
↓
<トラブル解決>
・アドセンスで簡単に儲かる方法を教材で知る。
↓
やった~!と思ったらGoogleのアルゴリズムの変更で、サイトがすべて圏外へ吹っ飛ぶ。
もうだめかと失意のどん底に。
↓
アフィリエイトの先端を行くFaceBook広告を師匠から教わり、安定した生活を得られる。
<そして平穏な日常に>
・今では1日5分の作業で月30万を軽く稼いでいます。
という感じかな?
どうですか、あなたも覚えがありませんか?
私が最初塾に入ったのは、まさにこの手法に引っかかったからでした。
ただし、あなたが正統なオンラインビジネスを展開するうえでも、とても役に立つ手法です。
覚えておいて損はありません。
このパターンに加えて、嘘つきも多いですね。
教材販売者や偽コンサルには。
1昨年、こんなことがありました。
『アドセンス専門コンサル』と名乗るFなる男からメルマガが来ました。
76歳になる自分の母親にアドセンスを教えたら、取り掛かって3ヶ月目には売り上げが10万円を超えたと書かれている。
数字入りで3ヶ月の売り上げの推移も載っていました。
パソコンもろくに使えない、年老いた自分の母でも出来たのだから、誰でも簡単に3ヶ月で10万円を確実に稼げる方法を教える。
そんな内容でした。
「おお、すごいなあ、これは自分もできるかも」
と単純な私は、一度はFに弟子入りしようと考えました。
しかし、なぜお母さんなのか?他に稼げるようになった弟子はいないのか?
そこに引っかかりやめました。
私はそれから約4か月後に100記事を載せたブログでアドセンスの規約をクリアしが、実はそこからが結構大変なのです。
審査を通過するといつでもブログにアドセンスタグは貼れます。
だが、タグを貼っただけでは広告は載りません。
まず、申請者が実際に登録した住所に住んでいるかどうかGoogleからの確認があります。
これがとても長い時間を要する。
詳しいことは忘れたが、メールに4桁の番号が送られてきて、それをgoogleアドセンスのサイトのどこかに入力する。
これでメールアドレスが本人のものであることが確認される。
そして次はいよいよ住所確認のエアメールが届く番なのですが、これが私の場合20日以上もかかった。
届いたエアメールには6桁の数字が書かれていて、それをまたGoogleアドセンスのサイトに入力する。
数字が正しければ、最後が銀行口座の確認。
登録した口座にgoogleから67円振り込まれて、その金額をやはりアドセンのサイトに書き込む。
金額は人によって違い、30円くらいから100円の間だったような気がする。
ハイ、この金額を正確に記入できれば、ようやく広告が載り、そこから晴れてアドセンスがスタート。
私の場合、googleに申請してから終了まで、手続きすべてに要した時間が約1ヶ月半。
記事を書くのに要した期間はもちろん別です。
あの、Fとかいう男のお母さんは、よ~い・ドンでアドセンスを始める前日に、たった1日で30記事書き挙げたのでしょうか?
だとしたら天才を超える、異才、鬼才どころか神がかりのお母さまでいっらしゃいます。
神がかりの母親を持つ人とは懇意になりたくない。
やはりコンサルを受けるのはやめて正解でした。
『パソコン初心者でも簡単』で誘う塾や教材も数多く目にしますが、これは本当に要注意。
私の経験からすると独自のシステムを開発しているところで、設定がかなり難しいところもあります。
そんなに難しいシステムでなくとも、不慣れな初心者には手間がかかり難関だ。
PCの設定段階で心が折れてやめてしまう人が多いようです。
今はいろんなツールがあって、画像や数字などいくらでも改ざんできます。
売り上げのグラフや数字をそのまま信用すると痛い目に遭いますよ。
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